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患者の気持ち

各種健康診断

職場の法定健診、入社・入学時の健康診断などのほか、胃がんのABC検診、がんのリスク検査(アミノインデックス)、骨粗鬆症検査なども当院で行っています。

胃がんとは?

胃がんとは、胃の正常な細胞が何らかの原因でがん細胞に置き換わることで発病します。がんを放置すると徐々に胃の外側のリンパ節や肝臓などの全身の臓器へと転移していきます。胃がんは早期発見すれば内視鏡などの負担の少ない手術でほぼ完治させることができますが、進行すると生命に関わる病気です。早期発見のため、特に胃がんの原因となるピロリ菌感染のある方は定期的な内視鏡検査を受けていただくことが大切で、除菌治療を受けていただくことがすすめられます。

胃がんABC検診

ABC検診

ABC検診とは、血液検査で胃粘膜萎縮の指標となる「ペプシノゲン」と、胃・十二指腸潰瘍や胃癌の原因となる「ヘリコバクター・ピロリ菌」の抗体を同時に検査し、その結果により胃がんになる危険性を5つの群(ABCDE)に分類して判定する検診です。
胃の内視鏡検査を受けた方が良いか、定期的に受けた方が良いか知りたい方、ピロリ菌の感染の有無を知りたい方におすすめです。

検査方法・料金・所要日数

  • 採血のみで検査できます。
  • 料金は結果説明も含め4,800円(税込)です。
  • 特定検診などの採血と同時に行なうこともできます。
  • およそ4日程度で結果が判明します。

ABC分類判定基準

ABC検診 ヘリコバクターピロリIgG抗体
10未満 (-) 10以上 (+)
ペプシノゲン (-) A群 B群
(1+)~(3+) D群 C群
A群 健康的な胃粘膜で、胃疾患の危険性は低いと考えられます。
B群 消化性潰瘍に留意する必要があります。
C群 胃がんの高危険群と考えられます。
D群 胃がんのより高危険群と考えられます。
E群 ピロリ菌除菌後群です。(除菌により胃がん発生リスクが34%低下)
注意事項

以下の場合には、正しい結果が得られない可能性があります。

  1. 明らかな上部消化器症状のある方
  2. 食道、胃、十二指腸疾患で治療中の方
  3. 胃酸分泌抑制薬服用中もしくは2ヶ月以内に服用していた方
  4. 胃切除をされた方
  5. 腎不全の方
  6. ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療を受けた方

ABC検診はがんそのものを見つける検査ではありません。ピロリ菌に感染して胃粘膜に萎縮があるかどうかを判定し、さらに精密検査を行った方が良いか判定するものです。B~E群の方には胃がんや潰瘍の存在を確かめる精密検査(内視鏡検査)を受けていただくことがすすめられます。

胃がんはピロリ菌の感染との関係が強いことが知られていて、ピロリ菌を除菌することで胃がんの発生を減らすことができます。除菌治療で胃がんの発生を予防し、胃がんになってしまった場合でも内視鏡検査で早期発見することで内視鏡治療のような負担の少ない治療で完治させることが重要です。

「胃癌のリスク別検診」として企業や自治体の検診として普及し始めています。

 

アミノインデックス(がんリスクスクーリング)

採血で7種類のがんにかかっている危険性を判定できる検査です。 男性は胃、肺、大腸、膵臓、前立腺がん、女性は胃、肺、大腸、膵臓、乳腺、子宮・卵巣がんにかかっている可能性を数値化し 3つのランクに分けた結果がでます。

がん検診を受けたいが時間がない方、なるべく簡単な検査で今後どのような検診を受けたらよいか検討したい方におすすめです。
また血液中のアミノ酸バランスから、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスクと、4年以内に糖尿病を発症するリスクを評価するAILS検査を追加することが可能です。これを追加することにより3大疾病(がん、脳卒中、心筋梗塞)のリスク評価が可能です。さらに現在認知機能が低下している可能性の評価を追加することもできます。

検査方法・料金・所要日数

  • 採血のみで検査できます。
  • 食後8時間以上あけ、午前中に採血する必要があります。
  • 事前に予約が必要です。(検査可能日は月・火・木・金曜日のみとなります。)
  • 料金は結果説明も含め、以下になります。
    男性5種(胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん) 26,800円 (税込)
    女性6種(胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん)  26,800円 (税込)
    AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング/
      男性5種、女性6種のがんリスク+脳卒中・心筋梗塞、糖尿病のリスク評価) 
    28,000円 (税込)
    AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング/
      男性5種、女性6種のがんリスク+脳卒中・心筋梗塞、糖尿病のリスク+認知機能低下の評価) 
    29,200円 (税込)

  • 予約があれば健診などの採血と同時に行なうこともできます。
  • およそ12日程度で結果が判明します。
  • 妊娠されている場合、検査値に影響がありますので検査は受けられません。

ヒトのからだは、約60%が水分、約20%がたんぱく質でできています。
このたんぱく質は、アミノ酸から作られていて、たんぱく質を構成する基となっています。 健康な人の血液中アミノ酸濃度は一定のバランスを保っていますが、 さまざまな病気になるとアミノ酸濃度のバランスに変化があらわれることがわかってきました。
「アミノインデックス」は、血液中のアミノ酸濃度バランスの変動を解析し、がんにかかっている危険性を予測する検査です。
胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんにかかっている危険性をA、B、Cのランクに分けて評価します。

 

マイクロアレイ血液検査

採血のみで消化器がんの有無を判定できる検査です。
胃がん・大腸がん・膵臓がん・胆道がんの有無を判定できます。

初期には症状が出ないにもかかわらず画像検査(CTや内視鏡など)をしないと診断がつきにくい消化器がんを特殊な薬剤の投与やX 線の被曝もなく検査できるのが特徴です。

検査方法,料金,所要日数

採血のみで検査できます。
食事の制限はありません。

健診などの採血と同時に行なうこともできます。
およそ21日程度で結果が判明します。

  • マイクロアレイとはがんなどの異物に対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる最新の技術です。血液ががん細胞に反応する状況を遺伝子レベルでとらえることでき、これを利用し開発されたのがマイクロアレイ血液検査です。
  • 胃がん・大腸がん・膵臓がん・胆道がんの有無を採血のみで感度98.5%・特異度92.9%で判定できます。

検査料 :99,000円(税込)

詳細はこちら

 

Cologic(大腸がんリスク検査)

Cologicとは血液検査でGTA-446という長鎖脂肪酸の濃度を測定することで、大腸がんになりやすい体質になっているかを判定し、大腸がんのリスクを知ることができる検査です。
大腸がんのリスクを知ることでより有効な検診プランを考えることができます。

検査方法・料金・所要日数

  • 採血のみで検査できます。食事制限はありません。
  • 料金は結果説明も含め 19,800円(税込)です。
  • 健診の採血と同時に行なうこともできます。
  • およそ14日程度で結果が判明します。

血中のGTA-446濃度が低くなると大腸がんに罹患している頻度が高くなることがわかっています。
GTA-446は大腸がんの発生に対する体の変化や抵抗力を表しているものではないかと考えられており、少なくなると大腸がん発生に対する抵抗力が低くなり、大腸がんになりやすい体質を表していると考えられています。

この検査を受けていただくと、大腸がんの罹患リスクが「高リスク」か「低リスク」のいずれかに判定されます。
高リスクと判定された場合、低リスク群に比べ約25倍の危険度で、今現在大腸がんにかかっているか、将来大腸がんにかかると推定されます。
(リスクを判定する検査であり、大腸がんの有無を判定する検査ではありません。)

この検査は血液で判定でき、便からサンプルを採取する必要がないことも特徴です。

 

MicroBio Me(腸内細菌検査)

こんなお悩みありませんか?

こんなお悩みありませんか?
  • 腸内細菌検査を受けたり、腸活をしてきたけれど、うまくいかなかった方
  • 今まで、健康や美容の不安に本気で取り組んできたけれど、納得感が得られない方*

* 本検査は腸内細菌と関連するスコアを表示するのみであり、健康や美容の改善方法を示すものではありません。

その原因は、あなたの腸内細菌に適した活動ができていないからかもしれません。

その原因は、あなたの腸内細菌に適した活動ができていないからかもしれません。

私たちの腸内には、約1,000種類、100兆個の腸内細菌がすみついていると言われています。
1人1人すみついている菌の種類や割合も異なり、とても複雑です。
いろいろな種類の発酵食品や食物繊維をたべることはとても大切ですが、やみくもに実践しても十分な効果は期待できない可能性があります。
実際に、腸活を積極的に行っている方でも、検査の結果が良くない方もいらっしゃいます。
腸内細菌をよりよくするためには、あなたの腸内細菌の課題を調べ、1人1人に適したアクションをとることが、とても大切です。

マイクロバイオミーでわかること

マイクロバイオミーでわかること
  • 今話題の脳腸相関や免疫スコア、50種類以上の菌の状態など約70項目がわかる。
  • あなたに不足する有用菌(善玉菌)*がわかる
  • 不足する有用菌(善玉菌)*がよろこぶ食材がわかる
  • いつもの腸活からさらに一歩進んだアクションをとることができる
  • あなたの腸内細菌の潜在能力(ビタミンや短鎖脂肪酸を作る能力)がわかる

* 食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

検査の流れ

痛みなく自宅で簡単にできます。

検査の流れ

検査価格

44,000円(税込)

検査の特徴

  • 腸内細菌先進国である米国に検体(便)を輸送し解析します。
  • 日本で最も詳細な解析手法*1を使うことで、菌をよりはっきり見ることができ、あなたの腸内細菌が持つ能力(ビタミンや短鎖脂肪酸を作る力)を見ることできます。
    *1 腸内細菌を網羅的に測定する検査のうち、菌を最も詳細な分類階級である種や株レベルまで測定できるショットガンメタゲノム解析を採用しています(2022年8月キリン社調べ・研究用途除く)。
    *2 16SrRNA遺伝子解析のことを指します。
  • さらに、あなたの腸内細菌がよろこぶ食材がより的確にわかります。

検査の特徴

 

LOX-index(脳梗塞・心筋梗塞の発症リスク検査)

LOX-indexとは血液検査で動脈硬化に関連する酸化(変性)LDLとsLOX-1を測定して算出した指標で、動脈硬化に関連する脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを予測できると考えられているバイオマーカーです。
動脈硬化の進展をMRIなどの画像検査や一般の血液生化学検査で判明するよりも初期の段階から捉えられることで、早期発見・早期治療の開始ができることが期待できます。

検査方法・料金・所要日数

  • 採血のみで検査できます。食事制限はありません。
  • 料金は結果説明も含め 14,300円(税込)です。
  • 健診の採血と同時に行なうこともできます。
  • およそ14日程度で結果が判明します。

日本人約2500人を対象とした約11年のコホート研究(吹田スタディ)によると、LOX-indexが高い場合、低値の人に比べて、脳梗塞の発症率が約3倍、心筋梗塞の発症率が約2倍であることがわかっています。
また、心筋梗塞を発症した人の3割は、一般の健診で測定するLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が低値であっても発症していたことがわかっており、一般の生化学検査では発症の予測は難しいことがわかっています。将来的な発症リスクを調べることで、今後発症リスクを低減していくきっかけになることが期待できます。

この検査を受けていただくと、脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクが「高リスク」、「中高リスク」、「中リスク」、「低リスク」のいずれかに判定されます。
リスク段階に応じて今後の生活習慣改善につなげるためのコメントや受けることがすすめられる検査が示されます。

風邪などの感染症にかかっている場合はsLOX-1が高値になることがあるので注意が必要です。

 

骨粗鬆症検査(MD法)

骨粗鬆症とは、骨密度の低下や骨の構造の劣化によって骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。骨粗鬆症による骨折から、要介護状態になる人は少なくありません。

骨粗鬆症は自覚症状の乏しい病気です。背中が丸くなる、身長が縮むといった症状は徐々に起こるためなかなか病気であると気がつきません。したがって、気がついたときには病状がかなり進行していたということも少なくありません。骨粗鬆症によりもろくなった骨は、体の重みが加わるだけで潰れてしまうことがあります。 これを圧迫骨折といいます。圧迫骨折が起こると背骨がまがったり、身長が縮んだり、痛みを伴ったりします。ただし、このような状態になっても痛みを伴わない場合もありますので、日ごろから細やかな自己チェックが必要になります。

骨密度測定を定期的に行うことは骨粗鬆症の早期発見、早期治療のために重要です。

  • 料金 3,200円(税込)
    (骨折の経験や症状のある場合、保険診療が適応になる場合があります。)
  • 当院では手のX線検査を利用したMD法という検査法で骨密度の測定を行っています。

一般に女性は40歳を過ぎたら定期的に検診がすすめられます。
閉経後の女性は、1年に1度検診を受けるとよいとされています。

特に喫煙や飲酒習慣のある方や65歳以上の女性は骨折の危険が高くなっていることがあるので検査がすすめられます。

70歳以上の男性、喫煙や飲酒習慣のある50歳以上の男性にも検査がすすめられます。

 

内視鏡検査

上部消化管内視鏡検査

上部消化管内視鏡検査、大腸内視鏡検査を健診で行うことも可能です。(保険適応外となります。)

医院概要

院長:川瀬 直登
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医

【月・火・木・金】9:00~12:30 / 14:00~18:30
【土】9:00~12:30 / 14:00~17:00
【休診】水・日・祝
予約優先

〒167-0021 東京都杉並区井草3-17-14
西武新宿線「井荻駅」北口徒歩 4
TEL 03-5311-7077
電話でのご予約も承っております。

「三井のリパーク サミットストア井荻店」をご利用の場合は駐車補助券を発行いたします。
(平日60分、土曜30分)
駐車場ゲートで発行される駐車券を必ず持参して下さい。