杉並区井荻|井草内科「プラセンタ,ビタミン,にんにく注射,ピロリ菌,AGA」

当院では、自由診療(健康保険が使えない医療)として以下のような診療を行っています。
ご希望の方、詳しくお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください。
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プラセンタ療法とは胎盤から抽出された有効成分を注射などで治療に用いるものです。
プラセンタは新陳代謝を促進、自律神経やホルモンのバランス調整、免疫・抵抗力を高める等、様々な薬理作用を持っています。
プラセンタ療法を希望する方には個別に適切な用法・用量・投与方法を相談します。
プラセンタ注射の主な副作用として注射部位の疼痛、過敏症(発赤、熱感、掻痒感など)、注射部位の硬結、頭痛、肝機能障害、ショックといった報告があります。
また、プラセンタ注射液はヒト胎盤を原料としているため「特定生物由来製品」に指定されています。製造にあたって感染症を防止するための安全対策が講じられており、販売開始1974年~現在まで感染症の例は認められておりませんが、感染症伝播の危険性を完全に排除することができないという観点からヒト組織や血液を原料とした製品を使用した方は献血を控えることが求められています。
肉体疲労時や消耗性疾患で需要が高まるビタミン類を効率よく補充したり、アルコールやタバコの影響で不足するビタミンの補充ができます。
代謝やホルモンの働きを調節し、筋肉痛、関節痛、神経障害の改善、肝保護作用、皮膚炎や肝炎などの炎症性疾患に対する抗炎症作用、日焼けなどによる皮膚の色素沈着を抑える作用が期待できます。
ご希望により輸液を加え点滴とすることもできますが、+200円必要です。
注射に含まれるビタミンB1の作用で注射時にニンニクのような香りが感じられることからニンニク注射と呼ばれています。
当院のビタミン類注射は単にビタミンB1とブドウ糖を混合したものではなく以下の成分が含まれています。
チアミンジスルフィド(ビタミンB1)、 ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ヒドロキソコバラミン酢酸塩(ビタミンB12)、アスコルビン酸(ビタミンC)、グリチルリチン/グリシン/システイン(抗炎症作用/解毒作用/抗ウィルス作用+偽アルドステロン症抑制作用)、グルタチオン(細胞成分の保護、活性化作用)
ビタミン類が主成分のため安全性は高いですが、どのような薬剤でも起こりうる過敏症(発疹や気分不快など)が極めてまれに、大量投与や長期連用によって低カリウム血症が生じることがあることが知られています。他院でも同様な注射を行っている等で連日使用している場合等は医師に申し出て下さい。
デュタステリド、フィナステリドは医療機関でしか処方できない、AGA(男性型脱毛症)治療薬です。
AGAの原因のひとつと考えられる「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンの産生を阻害し、ヘアサイクルを正常に近づけることで発毛を促進する薬剤です。
主な副作用として勃起不全、性欲減退、射精障害、乳房障害(乳房のはれや痛み)が報告されています。
また前立腺癌の検査で用いられるPSA値を減少させることが知られていますので、検査を受けられる際は服用していることを必ず担当の医師にお知らせ下さい。
肥満症は、心筋梗塞、脳梗塞、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群、不妊症、変形性関節症など複数の病気を引き起こすリスクを高めるため、適切な管理や治療が必要です。
これまで糖尿病の治療薬として使用されていたGLP-1受容体作動薬(セマグルチド)の注射が2024年に肥満症治療の目的で処方が可能となりました。しかし、肥満症に効果の高い薬ですが、保険適応基準が厳しく、条件を満たすことが困難であるため、薬を必要とする方にほとんど使用いただけていないと考えられます。
当院では保険適応条件を満たすことは難しいが、肥満症の治療適応がある方を対象に、自由診療にてGLP-1受容体作動薬の処方を行うことといたしました。
薬剤添付文書に記載のある効能・効果、用法・用量に準じて適正に使用いただける場合のみ処方を行います。肥満症治療適応とならない美容痩身目的での処方は行っておりませんのでご注意ください。
添付文書に記載のある通りの以下の条件に当てはまる方には、保険適応条件が満たすことが困難な場合でも自由診療での処方を行います。
血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下①または②に該当する場合。
①BMIが27kg/m2 以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害(※)を有する
②BMIが35kg/m2以上
※肥満症に関する健康障害
(1)耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
(2)脂質異常症
(3)高血圧
(4)高尿酸血症・痛風
(5)冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)
(6)脳梗塞
(7)非アルコール性脂肪性肝疾患
(8)月経異常・不妊
(9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
(10)運動器疾患(変形性関節症など)
(11)肥満関連腎臓病
但し糖尿病の場合は保険診療で同薬剤が使用できる場合があります。
肥満症治療で保険を適応する条件は日本循環器学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会のいずれかの研修施設である医療機関(一部の大規模病院のみ)で2か月に1回以上の管理栄養士による栄養指導を含む食事・運動療法を6か月以上実施し効果が得られないと認められた場合です。
食事・運動療法は肥満治療の基本ではありますが、遠方であっても条件を満たす病院に長期間の通院を必要とし、最低でも6か月間は処方を受けることができないため保険適応のハードルが高いです。
安易にオンライン診療等で処方を受けられる自由診療も存在していますが、美容目的で適切な管理がなされず、肥満症に適応のないGLP-1受容体作動薬の処方が行われトラブルに至っているケースも認められています。
当院では適正使用と認められる場合のみ、保険適応条件を満たすことが困難な場合に自由診療での処方を行います。
初回に注射法の指導を受けていただき、週1回、自己注射します。
(ご希望により通院して週に1回院内で注射していただくことも可能です。)
少量から開始し、4週間ごとに胃腸障害などの症状や体重を確認して増量していく薬剤です。
用量の設定は受診時に医師と相談して決定していきます。
GLP-1受容体作動薬は、主に以下のような副作用が報告されています。
- 吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状
- 低血糖(特に糖尿病治療薬との併用時)
- 膵炎、胆嚢炎、胆管炎などの重篤な副作用の可能性(頻度は低い)
保険は適応できません。増量すると費用も高くなる薬剤です。
初回の注射量(0.25mg)で2週間分(2回分)の注射で診察料を含めた税込料金が11,000円、4週間分(4回分)の処方で16,500円です。
初回の注射量 | 期間 | 回数 | 税込料金 |
---|---|---|---|
0.25mg | 2週間 | 2回分 | 11,000円 |
0.25mg | 4週間 | 4回分 | 16,500円 |
4週間使用後に増量を行った場合は以下のような費用となります。
注射量 | 期間 | 回数 | 税込料金 |
---|---|---|---|
0.5㎎ | 4週間分 | 4回分 | 22,000円 |
1.0㎎ | 4週間分 | 4回分 | 35,200円 |
1.7㎎ | 4週間分 | 4回分 | 44,000円 |
2.4㎎ | 4週間分 | 4回分 | 57,200円 |
医師と面談、診察を行ったが、処方に至らなかった場合は診察料のみ(およそ3,000円)がかかります。
薬剤は準備の都合上、診察日に即お渡しができないことがあります。予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
院長:川瀬 直登
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
【月・火・木・金】9:00~12:30 / 14:00~18:30
【土】9:00~12:30 / 14:00~17:00
【休診】水・日・祝
予約優先
〒167-0021 東京都杉並区井草3-17-14
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TEL 03-5311-7077
電話でのご予約も承っております。
「Dパーキング AOKI井草店」をご利用の場合は駐車補助券を発行いたします。